PROJECT プロジェクト

群馬から「新たな価値」・「イノベーション」を
創出するための
未来を見据えた異業種連携の
プラットフォームです。

自律走行搬送ロボット(AMR)による物流業の効率化

領域:交通・物流
申請者名:(株)両毛システムズ、群馬大学、(株)ミツバロジスティクス

【プロジェクトの目的】
物流現場におけるEC市場の拡大による労働環境の悪化、人手不足の深刻化などの課題に対し、群管制システムを活用した、自律走行搬送ロボット(AMR)によりそれらの課題を解決する事を目的としています。
物流業者向けソリューリョンであり、ポイントは「人との協調」「シミュレーションで効果がわかる」「費用対効果が実現できる(高すぎない)」の3つと考えています。

【コンソーシアム形成のきっかけ】
株式会社両毛システムズ 組込事業部では自動運転システムの開発に活用されるシミュレーション技術やモデルベース開発の手法を培ってきました。
群馬大学と2018年4月に自動運転に関する産学連携を開始し、2022年5月からは自律走行搬送ロボット(AMR)における群制御システム共同研究を開始しています。
今回、本プロジェクトの参画にあたり、物流業界で業務を行っている株式会社ミツバロジスクティクスに参画いただく事で、物流業者としての知見を活かし、ユースケースを明確にすることで、より効果的なソリューションの構築を目指しています。

【プロジェクトの進捗】
2022年5月より開始した群馬大学との共同研究では、3つの研究室の連携をすすめています。
自律走行搬送ロボット(AMR)の走行体製作には時間がかかることが想定されていた為、走行制御システム等の開発はシミュレーションをベースとした手法を選択し、先行開発を進めてきました。
2022年12月末に自律走行搬送ロボット(AMR)の試作機も完成し、ソフト・ハード共に実証実験の準備を進めています。

群馬大学 中沢研究室との走行体検討の一コマ

【今後の展開】
2月の実証実験では、シミュレーションと実際の倉庫環境における検証結果の確認から開始し、自律走行搬送ロボット(AMR)が導入された際の人の移動距離や作業時間がどのように変化するかといった、実際の効果測定を実施いたします。
今後は、実証実験で得られた課題等への対応の検討、機能面ブラッシュアップ、安全面の検討などを進めていきたいと考えております。

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