群馬から「新たな価値」・「イノベーション」を
創出するための
未来を見据えた異業種連携の
プラットフォームです。
領域:医療・ヘルスケア
申請者名:㈱GUD care、(株)カレラ・インターナショナル、Axis Technologies(株)
【プロジェクトの目的】
医療の地域格差を解決する医療情報インフラの社会実装
【コンソーシアム形成のきっかけ】
群馬大学は、維持費と更新費用が高額なため、閉鎖になった西毛地区の画像情報連携システムの代わりに低コストで運用可能なシステム「どこでも医療ネット」を提供してきた。旧システムを更新する必要が出てきたため、群馬大学発ベンチャー企業の株式会社GUD careを中心に新システムを開発するべくコンソーシアムを形成した。
【プロジェクトの進捗】
・関連機器及び設備の検討・仕様決定
・Webセミナー・訪問によるシステム仕様等の集団・個別説明完了
・メインサーバの設置
・端末の設定・設置の6台完了
【今後の展開】
オンライン診療ガイドラインが公表されてはいるものの、新たなシステムで患者情報を扱うため実証は臨床試験としての手続きを踏んで行う必要がある。
そこで、群馬大学医学部附属病院先端医療開発センターとの調整を先行させてきた。既にオンライン診療について病院の倫理委員会の承認を受けており、本プロジェクトにより、臨床研究を委託し実証した。
また5年前に「どこでも医療ネット」の開発を依頼した県医師会長および参加病院の院長とは、「どこでも医療ネット」のシステムを更新し機能強化するプロジェクトへの参画について同意を得ている。
AI乳腺画像診断補助に必要な学習データの提供と専門的な助言については、
この領域の専門家が所属する全国組織である日本乳腺人工知能研究会との共同研究については、代表の国際医療福祉大学医学部乳腺外科学 黒住 献博士と全面的協力について同意が得られている。