
1.マッチングしたい企業および団体
株式会社スタイルブレッドでは以下のような視点で企業や大学、自治体などとの連携を希望しています。
・ ブランド認知度の向上(スタイルブレッドと認識されたい)
ホテルや レストラン、結婚式場、ラウンジなどでの商品導入。また、ゲスト自身が焼き上げてパンを楽しめるセルフベーカリーの導入
・ ロスパンの有効活用(食品ロス削減、地域貢献、ブランド認知度の向上を両立)
食品ロス削減や地域貢献に関心のある自治体・団体およびドラマロケ地の差し入れ、ショッピングモール等でのイベント出展
・ 海外展開の加速(ジャパンメイドの品質を理解し、連携できるパートナー)
食の価値を理解し、連携できる商社・コンサル企業
・ 幼稚園・保育園などへの給食提供(地域貢献と食育)
食育に関心のある教育機関
2.企業説明
株式会社スタイルブレッドは、群馬県桐生市に本社を構える高品質な冷凍パンの製造・販売を手がける企業です。創業は1930年、大正時代から続く老舗で現在は4代目(田中 知)が事業を継承しています。


焼成冷凍パンのパイオニアとして、焼きたてのパンを急速冷凍することで、鮮度と風味を保ったまま提供しています。現在では全国約4,000社以上のホテルやレストランで採用されています。業務用の「STYLE BREAD」だけでなく、一般消費者向けにはオンラインで販売しています。
企業理念は「パンを通じて上質な時間を創り、心の贅沢を創る」で、単なる食品製造ではなく“価値”の提供を目指しています。
また、働きやすい職場環境 女性従業員が多く育休復帰率はほぼ100%。週1回の1on1ミーティングなど、社員の成長を支える制度も整っています。

海外展開も視野に 2023年にはシンガポールに子会社「STYLE BREAD ASIA PACIFIC PTE. LTD.」を設立しアジア市場への進出も進めています。
2025年9月にはロンドンで「STYLE BREAD EUROPE LTD」を設立しました。
2025年春には新工場「ヘッドファクトリー」が稼働開始。冷凍パンは、急速冷凍技術と素材選びにより、焼きたての風味と食感をそのまま閉じ込めた“食事のためのパン”。総菜パン中心の日本市場において、食事パンという新しい価値を提案しています。
3.企業のPR
スタイルブレッドの最大の強みは、「冷凍パンの概念を覆す技術力と提案力」にあります。

焼きたてを超える冷凍パン。スタイルブレッドが創る“食の体験”
スタイルブレッドは、厳選素材と独自の製法により、パン本来の香り・食感・風味をそのまま閉じ込めることに成功しました。一般的な冷凍パンとは一線を画し、まるで店頭で焼きたてを食べているかのようなクオリティを実現しています。素材や製法に合わせて冷凍方法を最適化することで、60種類以上の業務用パンを展開できる柔軟性も魅力です。
プロの信頼 星付きレストランや一流ホテルで採用
ミシュラン星付きレストランのシェフたちが「このパンは美味しい。料理と並べられる」と認め、口コミで広がった実績は、品質の証。プロの厳しい目に耐えうる商品力が、スタイルブレッドの信頼を築いています。
“食事パン”という選択。スタイルブレッドが描く、新しい食文化
「パンは主役ではなく、料理を引き立てる名脇役」という発想で、食事のシーンに合わせたパンを提案。お米のように「料理に合うパンを選ぶ」という文化を根付かせようとしています。これは単なる製造業ではなく、“食文化の創造”という視点を持ったブランディング戦略です。
社会貢献と持続可能性への取り組み
食品ロス削減のための「ロスパン」活用や、セルフベーカリー・福利厚生サービスなど、パンを通じた新しい体験や社会的価値の創出にも積極的。企業としての姿勢が、顧客やパートナーからの共感を呼んでいます。
つまり、スタイルブレッドは「冷凍パンメーカー」ではなく、「食の体験をデザインする企業」。
技術・品質・提案力・社会性のすべてが融合した、唯一無二の存在を目指しているのです。
4・ピックアップ課題とマッチングしたい相手方のイメージ
さらなるブランド認知度の向上を目指したい

焼きたてのパンを食べていても「スタイルブレッド」と認識されていないことが多く、もっと「このパンはスタイルブレッド」と言ってもらえるよう、ブランド力を高めたいと思っています。
食体験イベントの主催や共催、参加を通して人と度を高めていけたらと思います。
ホテルやラウンジで、ゲストが自らパンを焼いて楽しめる「セルフベーカリー」サービスもお客様の満足度向上や人手不足に貢献できると考えています。ぜひ宿泊施設・シェアオフィス運営企業や福利厚生を強化したい法人からのオファーをお待ちしています。
ロスパンの活用と地域貢献というサステイナブルな取り組み

賞味期限の三分の一ルールにより、まだ食べられるパンが廃棄されてしまう。このロスパンを子ども食堂や映画ロケなどに提供し、社会的価値を生み出したいと考えています。その他、ショッピングモールやイベントなどでの出店も考慮したく、ご希望の団体や企業様とのコラボレーションを検討していきたいです。求める相手として、地域福祉団体・子ども食堂運営者。また、映画・ドラマ制作会社(差し入れ・広報活用)との交流が広がることを願っています。
いざ、パンの本場へ。桐生発、グローバルフードイノベーション
冷凍という特性を活かし、ジャパンメイドのパンを世界へ。品質と冷凍技術を理解し、販路を共に築けるパートナーを探していています。海外展開に強い商社や食品輸出に精通したコンサルティング企業とのマッチングができればと心強いです。
子供たちに美味しいパンを 食育と地域貢献
余分な保存料・合成着色料を極力使用しないナチュラルなパンは、味覚が育つ大切な時期にぴったりで、保育園や幼稚園での採用につながっています。桐生で作った美味しいパンを保育園や幼稚園に導入してもらうことで、子どもたちの食体験を豊かにしたいと考えています。この活動に賛同していただける求める教育機関・自治体や食育に関心のある団体との連携を希望いたします。
最後に・・群馬のおいしいパンを一緒に盛り上げてみませんか。
左:株式会社スタイルブレッド 柚木さん 右:インタビュアー 奈良さん
【テキスト&インタビュー】
アナウンサー 奈良のりえさん
【プロジェクトに対する問い合わせ対応】
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