PICKUP ピックアップ課題

業界を超えたコラボで飲食業界の変革と新規ビジネスに挑む(飲食店DX、冷凍すしの世界展開など)

〇リブランディングで人気店へ。「ぐんまを握る」スタート
1979年、「一文銭1枚でうまい寿司を」との想いから持ち帰り専門の『一文寿司』を群馬で創業しました。その後、まぐろ卸売業への参入や回転すし事業の展開を経て、2019年に親交のあった株式会社エムアンドケイ(金沢市)が事業を承継し、金沢まいもん寿司グループの一員となりました。
2020年に店名を「群馬を握る、まぐろ問屋いちもん」へ変更し、現在(2023年)は県内に4店舗を構えています。
また、2023年7月には「本物の鰻料理を楽しんでいただきたい」と「鰻まいもん 焼き一生」をオープンさせました。

「ぐんまを握る」は、回転すしのレベルが高い金沢で大人気店となっているグループ企業「金沢まいもん寿司」を目指してリブランディングに取り組む上で木下取締役が掲げました。社員に向けて「群馬にもよいものがたくさんある。それに気付き、誇りを持ってほしい」との想いが込められています。
こうして群馬の食材とのコラボレーションが始動し、大粒黒豆納豆(有限会社下仁田納豆)を用いた軍艦から始まり、漬物、牛肉など多岐にわたるコラボメニューが誕生しました。

群馬の食材とコラボした一皿「上州かかあ天下」 群馬の食材とコラボした一皿「上州かかあ天下」

<能登半島地震の発生を受けて>
グループ企業である「金沢まいもん寿司」がある石川県で発生した能登半島地震の被災地支援として、能登ぶり、氷見ぶりなどの解体ショーを行い販売します。また、能登の調理科がある私立高校に義援金を送る予定です。
(解体ショーは不定期開催、魚種は仕入れ状況により変更となります。詳細は各店舗へお問い合わせください。)

〇冷凍すしの付加価値化に向けた協業
2023年にいちもん伊勢崎本店の敷地内にオープンした、「鰻まいもん 焼き一生」の店舗内に最新の急速冷凍機を導入し、セントラルキッチンを新設しました。最新の冷凍技術を屈指し、冷凍すしの開発・販売に取り組んでいます。
すし作りのノウハウ、冷凍技術、冷凍に適した米などの素材が揃ったことにより、解凍時に握りたての新鮮なすしを表現することができました。この今までにない冷凍すしは都内の百貨店で販売されており、大変好評をいただいています。

セントラルキッチンに設置された最新の急速冷凍機セントラルキッチンに設置された最新の急速冷凍機
都内百貨店などで販売している冷凍すし都内百貨店などで販売している冷凍すし

日本食は海外で評価が高く、中でも寿司はキラーコンテンツです。近年では日本食レストランや寿司店が増え、すし職人の需要が高まっているなど、本物志向の寿司が求められています。将来的には、この新鮮さと握りたてを表現した冷凍すしを「日本の職人が握った寿司」として群馬から世界へ輸出していきたいと考えています。
そこで、・・・

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