群馬から「新たな価値」・「イノベーション」を
創出するための
未来を見据えた異業種連携の
プラットフォームです。
領域:インフラメンテナンス
申請者名:丸紅、高崎市、東京都立大学、AGS – Administração e Gestão de Sistemas de Salubridade
【プロジェクトの目的】
AIによる精緻な管路老朽度評価に基づく効果的かつ効率的な管路更新計画策定を実現し、水道事業体が限られた予算で管路更新事業に取り組む支援を行います。
本プロジェクトでは、特に、各管路の劣化評価を管路ラインに再構成し、管路ラインの優先度を評価する手法を確立します。
【コンソーシアム形成のきっかけ】
本案件では高崎市水道局、東京都立大学とコンソーシアムを形成しています。
高崎市水道局:限られた予算と人材の効果的な活用を実現するにあたり、AI管路劣化評価にご興味を持っていただき、管路情報等を提供いただきました。
東京都立大学:国内トップクラスの水道管路に関する研究を行っており丸紅とアドバイザリー契約を締結していたことから、本プロジェクトにもご参加いただきました。
【プロジェクトの進捗】
事業期間内にグループ化の技術開発は完了しており、実装可能であります。今後は実案件にて本事業で開発した技術を適用する段階にあります。
図1.AIによる劣化評価の流れ
図2.AI劣化評価の見える化
図3.管路劣化評価のグループ化
【今後の展開】
・AI管路劣化予測にグループ化機能を追加することで、水道事業体職員の負担をさらに軽減できるため、従来以上に効率化されたサービスとして水道事業体様への導入を目指します。
・丸紅グループは海外において水事業を幅広く展開しています。当社ネットワークを生かして海外展開についても機会を探っていく予定です。